不動産投資って・・・
ちょっと不動産投資について書いときます。
不動産投資といっても様々な種類があるんです!
基本的には将来の不確実性がこの投資のリスクになりますね
この不確実性の程度によって、「ローリスク、ローリターン」「ローリスク、ミドルリターン」なものから「ハイリスク、ハイリターン」なものまで様々な内容の物件がありますが、
今の相場より安く買えるなら良い物というのは間違いないですけれど、誰が見てもローリスク、ハイリターンな物件というものは、よっぽど特殊な理由がない限り、本来は存在しません。(私もみたことありません・・・)
通常はこの不確実性、つまりリスク度合いを価格に反映させて取引されるものになるんですね
例えば入居が安定している物件があり、それを相場価格とするならば、空室が多い物件が別であれば、そのリスクに見合った価格が減価されるというのが本来の価格決定に理由になります。
また、この減価だけではなくて、将来に対するプラスの期待値(再開発とか)があれば、逆に価格は期待値によって相場より高くても欲しいという人達がでてきます、、、
投資物件の質が良いかどうか選ぶにしても、何を基準にするかによって対象の物件は変わってくるんです。
安定運用できる物件を狙うのか、キャピタルゲインを狙うよりも高利回り重視の人や、低利回りだが将来性がある立地、その投資目的、ニーズによって、それに適した不動産が変わってきますね。
お話をしていて、年金収入や不労所得で安定的な収入を目的としているはずなのに、キャピタルゲインを狙える物件が!とか高利回りの物件じゃないと・・・と言ってみたり。
人って欲が出るので気が付いたら本来の路線から脱線してる人って結構多いです・・。
まずは自分がどのような不動産投資をしたいのか、これを考えないかぎりは自分にとってどのような不動産、物件がいいのかが決められないということです。
これっって以外と難しいです笑
不動産投資以外でも投資や運用をする上でちゃんとそれが目的にあったものなのかっていうのを一度考えてください。
欲が出てきては目的を見失ってしまうので・・・
不動産投資だけでなくしっかり考えるってことは大事です。
Mackieでした・ω・
リバースモーゲージとは?
リバースモーゲージとは・・・
最近ちょくちょく新聞なんかにも出てくるようになりました。
自宅を担保にして老後資金を借りることができるローン商品になります。
自宅を残しておいてもしょうがない方も多くいらっしゃるので自分で作った資産を現金化していくことができるわけですね。
こういうものがなければ確かに、マイホームは負債という枠組みでしかなかったですけれど・・・
今後は中古の住宅なんかも活性化していくでしょうから、このリバースモーゲージも波及していくのではないでしょうか。
特徴は返済の仕組みにあります。
生きている間に返済する義務がなく、担保不動産を売却して、その代金で一括返済ができるってことです。
子供がいない世帯だったり、子供もすでに自宅を購入しているケースなど、死後に家が不要な世帯がゆとりある老後生活のために現金を借り入れできる制度。
家に住み続けながら資金を作ることができるので便利ですね。
ちなみに、総務省の調査をみてみると、60歳以上のリタイア世帯の家計は平均で71万円の赤字。
貯蓄額は平均2000万円足らず、、、蓄えが尽きることへの不安を抱える世帯は多いみたいですね。。。
1都3県など、縛りもあるので今の全員ができるものではないですが、ひとつ頭にいれとくといいかもしれないですね。
ちゃんと活用することを視野にいれれば、資産としての役割を果たしてくれます!
マイホームは資産?負債?
タワマン節税続き・・
shisankeisei-mackie3.hatenablog.jp
前回書いた例でも4600万ほどに圧縮出来ることでしたが、
実は、ローンを使うことで相続税を0にしちゃうってところがかなり問題だったのだ。
例えば前回の時価3億360万のマンションに対して1億の借り入れをしたとすると・・・
簡単ですよね?
評価が4600万に対して借り入れが1億あるわけですから・・・
相続が終わり、時価3億360万で売り払ってしまえば銀行に返すのは1億円ですから
2億360万を手にすることができるし、もしくは不動産オーナーになってしまってもいいわけです。
そっくりそのまま相続できちゃうってこと。
さすがにこれはやりすぎだーって話です。
その中でも酷い例がありました、、
Aさんという方がいて、
手元の6億円を息子に贈与したいと考えていた。
Aさんは6億円で株式会社をつくり、銀行から4億円を借りて計10億円を用意した。
そのお金で、東京の物件を10億円分購入・・・5部屋くらい。
この物件を所有する会社の「株式」を贈与。
贈与税は「0円」・・・
息子は時価10億円の不動産をもつ会社のオーナーになり、実質的にAさんの財産を引き継いだってこと。
こういった行き過ぎる節税にタワマンが使われることがあったんですね。
いろーんな方法が他にもあります、知らない人は損しますよね。
ここまでの資産を持ってる方は少ないけど。。。
相続税率が引き上げもありましたけど、税制は変わっていくものなので一回覚えればいいって話じゃないのがめんどくさいところ。
こっちの節税対策は20代~40代ぐらいで考える話じゃないですけど
知っとくことで家族に役立つかも?
タワマン節税に規制!
総務省は、タワーマンションなどの高層マンションを使った相続税の節税を防止する検討を始めたとなってます。
相続税の算出基準となる建物の「固定資産税評価額」を高層階ほど高く設定する案が有力で、平成30年度の改正を目指してるみたいですね。
正直、富裕層のみが出来るこの節税は規制が入ってもおかしくないですよね。
30階や40階建てなどの高層マンションの場合
プレミアム価値として高層階と下層階の価格の差がかなりあります。
たとえば話題になった目黒のブリリアタワーの例で言えば
サウスレジデンス一番下の3階の最安値の坪単価が466.7万で最上階の最高額の坪単価が1012万となってます・・・。
例えば仮に共に100㎡だとしたら約30坪になるので
3階は1億4000万 最上階は3億360万になりますね。
ただ、相続税の評価方法に関しては今まで3階だろうが最上階だろうがどの部屋でも一緒だったんです。
評価額を圧縮すると考えたら圧倒的に最上階が有利ですよね・・・
現金や金融商品などで相続するときはその時価に相続税がかかりますけど、
マンションの場合は小規模宅地の特例だったり路線価からの算出だったりいろいろなものを加味すると3分の1から4分の1ぐらいの評価になると言われてます。
この例で考えると
3階の1億4000万の評価が4600万ほどになるってことですね。
どの階でも変わらないわけですから、最上階の3億360万の評価も4600万ほどになるとしたら、約10分の1の評価に下げることができてしまいますよと。
マンションでは専有面積が同じであればどの階層でも評価額が変わらないので、
高層階ほど高い市場価格との価格差を利用することで相続税の節税対策につかわれてるとの指摘が出てきてたんです。
これって一般の人では到底できない金額になるので、
富裕層だけ過度の節税ができる仕組みはおかしいぞ!
ってことでの規制ですね。
まあ、なんでも行き過ぎると規制がかかりますよね。。
上層階と下層階で評価の方法を変える方針でいるとのことなので
しっかりとそのことを加味したうえでちゃんとした節税をしていきましょう!